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平成28年12月
正雲寺幼稚園
子育て支援 ちびっこクルクル
「排泄における発達の流れについて」
こんにちは。正雲寺幼稚園では入園前のお子様とお母様の交流の場として「ちびっこクルクル」を開催しています。毎回、たくさんの親子さんが遊びに来てくれて楽しい時間を過ごしています。お子様の入園が近くなってくると、いろいろな質問を受けます。その中で最も多いご質問は排泄についてです。「先生、3歳になるのですが、まだオムツがとれていません」「おしっこのサインがなかなかわからないみたいで」とお母様にとってはさまざまな悩みとなっているようです。
そこでこんなアドバイスを
①1歳半が過ぎた頃に「おしっこしようね」という声掛けでオマルにすわらせてみましょう。
不安がらないように背中を支えたりそばについてあげましょう。嫌がるときは無理にしないほうがいいでしょう。
②成功したときは「すごいね」など少々オーバーに褒めてあげるといいでしょう。
「シーシー」「うんち」などの言葉を関連づけていくといいと思います。
③自分で前を押さえて「シー」といったときは褒めて出たことを一緒に確認して喜ぶといいですね。
④次の段階は、お子さんの排尿サインを把握し、タイミングよくトイレに誘うといいでしょう。ここでも嫌がるときは無理強いはやめましょう。
⑤自分で知らせたときは褒めてあげトイレで出たことを一緒に喜びましょう。
⑥紙おむつの発達により気持ち悪さを実感しにくいので、トイレで排尿ができるようになった時期を見て、思いきって布のパンツにしてみましょう。最初は失敗して濡らしてしまうことが多いと思いますが、決して怒らず「気持ち悪かったよね」などと感触の悪さを共感してあげましょう。ここでめげずにパンツで過ごす時間を増やしてトイレでの排泄に繋がるようにしていきましょう。
あくまでも目安のことを書きましたが、お子様の成長は個人差がありますので、他のお子様と
比較せず焦らず取り組んで行きましょう。